ブログで稼ぐためにマーケティングの勉強をした話 前編「ドリルを売るなら穴を売れ」
当然ですが
最近ブログで稼いでみたいなと思い始めました。
どんなことから始めようかと思った時にブログを売らなければならないからマーケティングの勉強をしないといけないと考え、色々なマーケティングの本を調べました。
でこの記事のタイトルの本が目に入り、
ナンダコレハ?
ってなりました。
ドリルを売るなら穴を売れですよ?ふざけてるのかな?と思いましたし、子供の絵本かなーみたいに思いました。笑
しかし、タイトルからは想像もできない高評価のレビューがたくさんあり、興味を引かれてしまい即購入してしまいました。
読み始めてみると、想像以上にしっかりした売ることに特化した本だったんです。
小難しい話はなく、誰でも理解できるレベルの話でこんなマーケティング初心者どころか全く知らない私みたいな人間でもとっつきやすく読みやすい本になっています。
本の説明
簡単に本の内容を説明しますと、マーケティングは会議室で起きているような難しい話でなく、みんなの心の中、一人一人の顧客の頭の中で起きているということです。
これだけだと「ん?」ってなる人もいるでしょう。
説明しますと、人がお店に行って欲しいものを探すとします。
その時にある商品を色々な選択肢から選ぶと思うんですよ(例えばシャンプーコーナでいろんな企業から様々なシャンプーが出ていますが、その中から一つ選ぶというようなことです)。
この選ぶという時に、人の頭の中で起きていることこそがマーケティングなんです。
すいません、ややこしい言い方をしてしまい、
マーケティングとは・・・「お客様にとっての価値」
と言うことなんです。
もう今日言いたいことはこれが全てです。
どうしても売る立場になると忘れがち・抜けがちになるんですが、売ることに関して言えばお客様の考えこそが全てなんです。
そしてそこの部分を体系化して理論的にどう詰めていけばいいかということをこの本は提供してくれています。
具体的には、四つの基本理論
1.ベネフィット
2.セグメンテーションとターゲティング
3.差別化
4.4P
というものを使って「お客様にとっての価値」を抽出していくというものです。
またこの本はストーリーもあり、新人の25歳OLがコンサルタントの従兄弟の力を借りて閉店されそうなイタリアンレストランを救う話が付いています。
構成としては理論を先に説明し、それをストーリーの主人公が実践するというようになっています。ストーリーがあることで理論をどのようにして応用すればいいかがわかりやすく説明されています。「言うは易し、行うは難し」と言う言葉がありますが、知っていることとできるということは全然違うと言うのが、主人公また、自分に照らし合わせてみるとほんとそうだなぁと強く実感してしまいます。
しかもおまけ程度のストーリーかと思ったらこれもいい意味で裏切られ、とても熱い話で主人公の頑張りを見てたら涙してしましました。
ここで書きすぎてもあれなのでこの辺にして起きますが、ほんとに今年一の良書と言ってもいいくらいの本でした!(今年まだ始まったばかりですが笑)
この本の著者の佐藤義典さんのファンになってしまいこのストーリーの続編の本とメルマガに登録しました。笑
是非是非一度読んで見てみてください。絶対後悔はしません。言い切れます!
続編も今読んでますのでまた記事にしようと思っています。
読んだ本
ドリルを売るには穴を売れ 著者:佐藤義典