成功したいなら真似ばかりするな!
今回読んだ
「仕事は楽しいかね?」著者:デイル・ドーデン
という本を自分なりに紹介していきたいと思います。
おじいちゃんから人生の哲学?的なものを教わるストーリ仕立てになっていて読みやすい本です。
過去の偉人たちのエピソードなども数多く書かれていて「この商品はそんな風にして生まれたんだ」っていうのも結構知れます。
この本が言いたかったのは真似をするんじゃなくて自分の考え方を生き方を変えろということなんじゃないかと感じました。
本の中で
他人を凌駕したいのに同じ人間になろうとしている
というものがあるんですよ。
確かに今、本屋に行けばたくさんの成功者たちの成功するためにやってきたことをまとめた本などは数多くあります。それを見て行動を真似する人も多いと思います。(自分も読んだ本からできることは真似しようと思って読んでいます)
しかしこの本はそんなやり方ではずっと平均から出られない、行けても平均よりちょっと上だ、と言っているんです。そして最近ではこの平均よりちょっと上が増えていてそれさえも平均でしかないと、言っているんですよ。
当たり前のことなのにその通りだな、と思ってしまいますよね。
私は自分で考えるより真似をする方が楽だと感じます。言われたことをやるだけですしね。みなさんはどうですか?やっぱり真似をすることの方が多いんじゃないでしょうか?
思考するのは大変なエネルギーを使いますし、また考えて動こうと思ってもその行動がみんなと違っていたらやっぱりやめておこうとなりますよね。みんなと違う存在になりたいのにみんなと同じ行動をする、矛盾してますがこんなことはよくありますよね…
この本はそれをいかにして始めるかということを書いてくれているのだと思います。
変えることは難しいが試すことは簡単だ
ということも言っています。
まずは試してみようという軽い気持ちで行動すれば良いんじゃないでしょうか。
私は家ではほとんど話さないんですよ。そしたらどんどん話すのが億劫になってしまいました。今更話したら変じゃないか、とか思うんですよ。でも別に大きなことは考えずまずは話してみることから始めればそのうち考え方も変わってきて、話すのが当たり前になります。
そんな感じで行動の前に考えることをやめるのが良いんだと思います。何かしようと思ってもすぐ頭の中にはネガティブなことが浮かんできますよね。それが出てくる前に行動してしまえば良いじゃないかということを言っているんだと感じました。
いきなりですが、皆さんハリーポッター を知っていますか?映画の中で校長先生のダンヴルドアが言っていた言葉に
助けはふさわしいものにのみ与えられる
というのがあるんです。
そしてこの本でも
もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、君はそれにふさわしいかね?
ということを言っています。
皆さん、自分は助けられような人間であると思いますか?自分に誇りを持って生きていますか?
まずは自分を(自分で自分を誇れるくらいには)高める必要があるんじゃないでしょうか?
「思考は現実化する」著者:ナポレオン・ヒルの本でも言っていました。
自分が理想とする人物像や相手を想像して書き出し、それに近づけるよう毎日読んで頭に刷り込むのが良いと。
自分を高めて、試すという行動を数多くしていればそれだけ成功の種も落ちているよ、ということを伝えたかったのかと思いました。